研究課題/領域番号 |
18K13181
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 愛知淑徳大学 |
研究代表者 |
加藤 智 愛知淑徳大学, 文学部, 准教授 (00619306)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 総合的な探究の時間 / 総合的な学習の時間 / カリキュラム開発 / 教材開発 / サービス・ラーニング / 非認知的スキル / 教育効果 / カリキュラム / 教材 / 高等学校 |
研究成果の概要 |
総合的な探究(学習)の時間の教育効果を測定するために、「非認知的スキル」(non-cognitive skills)に着目した。文献調査により、「サービス・ラーニング」(Service-Learning)が有効であるとの示唆が得られたことから、総合的な探究(学習)の時間にサービス・ラーニングを取り入れる「サービス・ラーニング型総合的な探究(学習)の時間」の効果について検討した。その結果、総合的な探究(学習)の時間に自覚的に取り組む生徒ほど、非認知能力が上昇あるいは維持されていることが明らかとなった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、第一に、総合的な探究(学習)の時間の教育効果を、非認知的スキルの視点から可視化したことである。第二に、総合的な学習の時間において非認知的スキルを育成する上で、サービス・ラーニングを取り入れることが有効であることを明らかにしたことである。最後に、総合的な探究(学習)の時間が、将来の見通しが立たず、他者とのかかわりが極端に制限される未曾有の状況において、自分自身を適切にコントロールしながら、未来への期待を高めていく生徒の育成に寄与することが明らかとなったことである。
|