研究課題/領域番号 |
18K13184
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 広島文化学園大学 (2019-2020) 徳山大学 (2018) |
研究代表者 |
前田 一篤 広島文化学園大学, 人間健康学部, 講師 (20733231)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 教師教育 / レジリエンス / メンタルヘルス / ホールシステムアプローチ / 教員養成 / 保健体育 / 保健体育科教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,教員のメンタルヘルスの切り口として,人が精神的不安定をもたらす要因(以下,リスクと記載)を克服する過程で発揮される能力である「レジリエンス」に着目し,その向上を図る研修プログラムについて開発・検証することを目的とする。研究対象としては,その職務に特徴を持つ(松田,2010;岩田,2013)と報告されている,保健体育科担当教員を中心に検証していくこととする。 本研究では、保健体育教員のレジリエンスの特徴及び、自己理解および相互理解に主眼を置いた活動がレジリエンスの向上に寄与する可能性が示唆された。今後、大規模調査による本研究結果の妥当性・信頼性の確認が早急に必要となる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果から、教員の資質能力の向上を多角的に支援するため、メンタルヘルスの維持・改善に寄与する取り組みを検討する基礎資料となり得る。昨今の教員を取り巻く社会状況として、多忙であることが課題の一つであるとの指摘が散見されるが、実践的指導力の向上とメンタルヘルスの維持・改善を同時に実現するプログラムの検討の一助となり得る。 コロナ渦においてはプログラムに制約が生じるが、どのような状況下でも効果が期待できるフレームワークの検討は重要となるであろう。今後は、大規模調査により妥当性・信頼性の担保を図っていくことが求められる。
|