研究課題/領域番号 |
18K13196
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
嶋内 佐絵 東京都立大学, 国際センター, 准教授 (80727107)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 学士課程教育 / 国際化 / 学際化 / 英語プログラム / ユニバーシティカレッジ / 比較教育 / オランダ / 韓国 / 高等教育 / 英語化 / 日本 / 国際比較 / 高等教育の国際化 / 学際研究 / 教養教育 |
研究成果の概要 |
日本・韓国・オランダ・タイにおける国際的かつ学際的な学士課程プログラムに焦点を当て、各国高等教育における「国際化」および「学際性」がそれぞれの社会的コンテクストでがどのような意味を持っているかを政策・高等教育機関における戦略・教員・学生等個人レベルにおける認識・活動等の教育社会学的な分析を通じて明らかにした。その研究成果は、①書籍(編著書1冊、分担執筆2冊)、②研究論文5本(うち英文3本、和文2本)、学会発表6回(すべて国際学会)の形で発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多国間(日本・韓国・オランダ・タイ)の比較分析と批判的検討を通して、それぞれの地域や国、大学が抱える問題のなかでどのような共通の課題があり、また違いが何から生まれてくるのかを検討し、日本の高等教育政策を比較の視点から見る視座を提供した。また、グローバル市民育成機関としての高等教育の「国際化」を、グローバルなレベルでの大学間競争や地域内留学生移動の活性化、地域的教育政策、アカデミックな分野での英語の覇権や教授媒介言語の英語化など、ナショナルな要因だけでなく、グローバルな要因や地域的(リージョナル)な影響、西洋英語圏を中心としたアカデミックパラダイムからの視点から議論をおこなった。
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