研究課題/領域番号 |
18K13198
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
河井 亨 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20706626)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 大学生の学びと成長 / 成長理論 / 経験学習 / リフレクション / アイデンティティ形成 / 働きかけ / 社会的アイデンティティ / セルフ・オーサーシップ / 大学教育 / キャリア形成 / 人生目的 / 人生の見通しの形成 |
研究成果の概要 |
理論研究では、人生の見通しの形成の基盤にあたるアイデンティティ形成と学習の関係構造を析出した。アイデンティティ形成の3対モデルの視角から、社会的/個人的/自我アイデンティティの3水準にわたって、アイデンティティ形成と学習との関連を理論的に説明した。また、アイデンティティ形成と学習の関係構造が、リフレクション・プロセスにおいて、学びの深さと対話性・主体性をもたらすことを論じた。以上の知見を大学生の成長理論の近年の潮流と接続した。実践研究では、成長理論の援用と成長リフレクションのワークショップ・デザイン、学生への働きかけのあり方の省察を展開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学生が将来を見通して成長していくとき、その土台にアイデンティティ形成のダイナミクスが働いています。本研究課題では、アイデンティティ形成の3対モデルから大学生の経験学習とアイデンティティ形成の関連性を捉えていきました。社会・個人・自我という3水準で形成されるアイデンティティ形成と学生の学びが相互に関連しあっていること、それがどのような関連性かを理論的に把握する作業を進めました。
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