研究課題/領域番号 |
18K13199
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 関西大学 (2022) 龍谷大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
久保 友美 関西大学, 人間健康学部, 特別任用准教授 (00793423)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 域学連携 / アクティブラーニング / 変容的学習 / アクティブ・ラーニング / 地域連携 / Community Based Learning / 地域公共人材 / 実践コミュニティ / 教育 / 地方創生 / PBL / 人材育成 / コミュニティベースドラーニング / 地域公共人材育成 |
研究実績の概要 |
一つ目は、龍谷大学政策学部が教育理念・目的を実現するために開講している社会連携型アクティブラーニングによって大学生にどのような学びが生まれたのかを考察した。社会連携型アクティブラーニングを受講した経験のある現役学生・卒業生20人に対して、オンラインを使った半構造化インタビューを実施した。そのデータをKJ法によって、5個のメインカテゴリーと19個のサブカテゴリーに分類した。分析を通して、社会連携型アクティブラーニングによって、メジローの変容的学習が起こっていることを指摘した。受講生は、受講前より広い視野を獲得していることがわかった。以上の研究成果は『龍谷大学政策学論集』に研究ノート(査読付き)で投稿し、掲載された。 二つ目は、龍谷大学政策学部で10年間継続して行われてきた京都府京丹後市・兵庫県洲本市の大学・地域連携事業を研究対象とし、本事業に関わる地域住民と行政職員に対してインタビュー調査を実施した。インタビュー調査を通して、域学連携のテーマの専門性の有無によって、大学の教員・学生の関わり方に違いがあることがわかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍によって、インタビュー調査の実施などが難しかったため。
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今後の研究の推進方策 |
京都府京丹後市・兵庫県洲本市でのインタビュー調査などを深化させ、10年間にわたる大学・地域連携によって、地域がどのように変化をし、媒介的コミュニティの形成に影響を与えたのかどうかについて論文としてまとめる。これまで関西を中心にインタビュー調査を実施してきたが、今年度は関西以外の地域の大学・地域連携も研究対象とする。
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