研究課題/領域番号 |
18K13210
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
真鍋 健 千葉大学, 教育学部, 准教授 (10611197)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 就学移行 / 経験と学び / 就学移行期のツールやシステム / 学部・学校段階間の深い学びと接続 / 移行支援 / 教育課程 / 個別の教育支援計画 / 学部・学校段階間の深い学びに接続 / 教育課程遊びの指導 / 個別の支援計画 / 個別の移行支援計画 / 学部・学校段階間の深い学びの接続 / 移行 / 遊びの指導 / 教員 / 深い学び / ドキュメンテーション / 個別の指導計画 / 遊びならびに遊びの指導 |
研究成果の概要 |
本研究では、障害のある子どもの就学前の経験と学びが、就学を期に切れてしまわないよう就学後もつながるべく、支援システムの開発に向けた検討を行った。主に「既存の情報媒体物の活用実態の把握」、「就学移行に関する特別支援学校での調査研究」、「事例検討」の3つを行った。検討の結果、これまでの就学移行支援として重点が置かれてきた「引継ぎ」について、「ただ情報をまとめ作成し送るー受け取る」だけでは限界があることを示唆する要因が複数指摘された。この問題を解決しうる就学移行支援のシステムを検討し、その実装を今後の課題とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
移行を経験する当事者への支援が拡充されるためにも、「送り出し‐受け取る」支援者側の都合を考えなくてはならない。しかし、これまでの研究では、そうした支援者側の都合は十分に考慮されず、ただ情報の作成と引継ぎに重点が置かれてきた。本研究を通して、それぞれ異なる立場の支援者(あるいはその組織)が、どのような問題点や課題を有しているのかを明らかにした。これにより、2000年代に入って拡充されてきた、就学支援シートや個別の教育支援計画を核とした移行支援のどこに問題があり、その解決に向けてどう対処すべきなのか。これまでとは異なる方面から考えるための枠組みが提示された。
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