研究課題/領域番号 |
18K13218
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
|
研究機関 | 大阪総合保育大学 (2020) 京都大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
浅野 孝平 大阪総合保育大学, 児童保育学部, 教授 (50713319)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 発達性ディスレクシア / fMRI / 学習障害 / 特別支援教育 / 発達障害 / ディスレクシア / 発達製ディスレクシア / 非言語視覚情報処理 / 機能的時期共鳴画像 / 機能的磁気共鳴画像 |
研究成果の概要 |
本研究では、オラリティにおける非言語の視覚処理に着目し、ディスレクシアがもつ視覚認知処理の特性を認知神経科学的手法である機能的磁気共鳴画像法 (fMRI)を用いて検討した。fMRI実験では、Multi-Variate Pattern Analysis (MVPA)を用いて、視覚刺激処理中の脳活動のパターンの検出をすることで定型発達とディスレクシアの差を検討すること、その結果を基にディスレクシアの判別することの可能性が示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達性ディスレクシアは、学習障害の中で最も大きい割合を占める発達障害である。そのため、その神経基盤の解明と、早期発見・早期支援は急務である。また、ディスレクシアを持ちながら非言語の認知特性を生かして活躍する人々がいることから、読み書きの障害と有意な非言語の特性が同一の神経基盤に起因するかは認知神経科学上意義ある探究と言える。 MVPAを用いた脳fMRIデータの解析が示した定型発達とディスレクシアの視覚認知処理の神経基盤の差異および、脳活動によるディスレクシア判別の可能性は、早期の発見・支援の進展に寄与する認知神経科学上の有益なデビデンスであると考えられる。
|