研究課題/領域番号 |
18K13228
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 花園大学 |
研究代表者 |
山口 真希 花園大学, 社会福祉学部, 講師 (20637623)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 数量認知発達 / カウンティング / 集合生成 / 数概念 / 基数の理解 / 乳幼児期の数量認知能力 / 乳幼児期の数量認知発達 |
研究成果の概要 |
特別支援教育においては知的障害のある場合など算数の学習に困難を抱える子どもの存在が指摘されている。小学校に入学する以前のインフォーマルな学習、とりわけ乳児期から幼児期への移行期に数概念を獲得することに困難があると考えられる。本研究では、幼児期初期の子どもに焦点を当て、数量認知に関わる個別面接調査を実施した。その結果、シンボルとして数を理解していく段階が明らかになり、つまずきと乗り越えていく方略の変化を捉えることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
数概念発達においては、乳児期の生得的な数量認知処理過程と幼児期の後天的な数量認知学習過程について乖離的に検討されてきた。本研究では、その連続性の一端を明らかにすることができたと考える。 また、従来の実験的研究では、課題達成年齢や課題間の関連性を報告するものが多く、発達支援を検討する材料としては間接的であった。本研究では、「どのように出来なかったのか」「どのように出来るようになっていくのか」という子どもの姿(方略)として発達の道筋を明らかにすることを試みた。これにより、発達のつまずきと乗り越えるステップがより具体的に示され、発達支援を検討する上で有用な知見を示唆できたと考える。
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