研究課題/領域番号 |
18K13244
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
井上 千鹿子 日本医科大学, 医学部, 非常勤講師 (90453042)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 教材開発 / ムラージュ / シミュレータ / 医学教育 / シミュレーター / シミュレーション教育 / 模擬患者 |
研究成果の概要 |
これまで模擬患者(simulated patients: SP)やシミュレータを用いたシミュレーション教育において、視診可能な病態や皮膚の異常所見等はSPが口頭で述べるか、写真で提示するなどで代用されていた。そこで本研究では臨床実習後OSCE(PostCC OSCE)での臨床能力評価や診察手技指導のサポートツールとして活用できるmoulage(特殊メイクの意、以下、ムラージュ)の開発に取り組んだ。本研究により実体験による学修な困難な医療場面のシミュレーション教育プログラムでムラージュを活用することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、シミュレーション教育の教材開発におけるムラージュの活用について新たな知見が得られた。既存のシミュレータに付加する形で使用できるムラージュを開発したことで、シミュレーション教育プログラムの幅を広げることが可能となると考えられる。この結果、実体験による学修が困難な医療場面のシミュレーション教育プログラムの選択肢を増やし、臨床実習後OSCE(客観的臨床能力試験)など臨床能力評価への貢献が期待される。
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