研究課題/領域番号 |
18K13257
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
島村 東世子 大阪大学, 工学研究科, 招へい教員 (70808766)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 英語プレゼンテーション / 理系の英語 / 英語プレゼンテーション指導法 / 若手研究者育成 / 科学技術英語 / 研究発表 / ESP教育 / 英語プレゼンテーション教育 / アカデミックプレゼンテーション / 英語母語話者の科学者 / 学術英語 / 研究者の英語 / プレゼンテーション / 英語教育 / ESP / グローバル人材育成 |
研究成果の概要 |
本研究では、実証研究に基づく「科学技術英語プレゼンテーションの効果的な指導法」の開発を目的とした。 本研究の特徴は、専門領域の英語教育 (ESP教育) におけるジャンル分析に不可欠とされるディスコースコミュニティのメンバーである理系研究者から得たデータを基盤としていることである。また、これまでの研究で不足していた「英語での質疑応答」の研究を行い、スピーチ部分と質疑応答の両方を含む、体系的な科学技術英語プレゼンテーションの指導法を開発したことにある。 構築した指導法は、論文、書籍出版および学会発表、セミナー、講演などで発表しその研究成果を広く公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果により、これまで曖昧であった英語プレゼンテーション指導の指針が、実証研究により確立され、体系的な指導方法が開発された。また、取得が困難である科学者からのデータを取得し、過去の研究において、重要とされつつもあまり反映されていなかったディスコースコミュニティのメンバーの知見を取り入れた実践的な英語アカデミックプレゼンテーションの指導法の開発を実現させた。さらに、構築した指導法の効果を検証を行った結果、一定の教育効果が認められた。本研究により、日本の科学技術における学術の国際交流促進、グローバルレベルでの日本の科学技術研究の競争力向上、および日本の若手研究者育成の促進が期待される。
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