研究課題/領域番号 |
18K13260
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
實野 雅太 東京農業大学, その他部局等, 助教 (80808105)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 技術科教育 / 再生可能エネルギー / 太陽熱 / 淡水化 / 淡水化装置 / 技術科教材 / 自然エネルギー |
研究成果の概要 |
中学校技術科において自然エネルギーの利用について教科書では発電の仕組みにしかなく、生徒に多角的な視点からの自然エネルギーの利用について教材が少ない状況にある。そこで、太陽熱を利用した淡水化装置を例に教材開発を行うこととした。 本研究では淡水化装置の試作から学校での授業実践までを目的とした。成果として、真空吸熱管を利用した淡水化装置を開発し、エネルギー変換効率は43.9%であることが分かった。しかし、教材として使用するには課題もあることが分かった。そこで、学校現場でも安全に使用できるよう改良を今後も試みる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校教育現場において太陽光、風力、水力発電以外の再生可能エネルギーに関する研究は少なく、多角的にエネルギーを学習する教材が必要である。そこで、中学校技術科教材として、再生可能エネルギーである太陽熱に着目し,環境に低負荷な淡水化装置の開発を行った。我が国は水のリスクについて低いように思われているが、農業への利用が多くを占めており、水の豊かさを守ることが産業や生活にも重要である。このことを環境教育の観点から指導していく意義を持っている。
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