研究課題/領域番号 |
18K13263
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 山形大学 (2019-2020) 修紅短期大学 (2018) |
研究代表者 |
後藤 みな 山形大学, 地域教育文化学部, 講師 (10817711)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 自然体験 / 科学的体験 / プロジェクト活動 / プロジェクト / 自然科学 / 幼児 / ドイツ |
研究成果の概要 |
本研究では、自然体験に特化したプロジェクト活動(以下、自然体験型プロジェクト活動)に関連する文献を広く分析して、その過程や指導法に関する特徴の一端を解明した。さらに、本特徴とドイツでの実地調査から得た知見を踏まえつつ、実践協力園との相談の上で、自然体験型プロジェクト活動を開発し、実践した。その効果を検証した結果、自然体験型プロジェクト活動が子どもの科学的認識に対して一定の影響を及ぼし得ることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本では、幼児期の子どもと自然との関わりは、子どもの好奇心や思考力等の基礎を培う上で重要とされており、子どもがどのように自然と関わったらよいのか、保育者がどのようにそれを支援したらよいのか、といった自然体験のあり方についての議論が一層求められている。そこで本研究では、自然体験型プロジェクト活動を分析し、その特徴を見出すとともに、それらの特徴を導入した実践を行い、子どもの科学的認識に一定の影響を及ぼし得ることを解明した。以上の知見は、幼児期における自然体験のあり方に一つの示唆を与え得るものであり、この点に意義があると考える。
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