研究課題/領域番号 |
18K13297
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
梅村 比丘 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (80805325)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アタッチメント / 愛着 / ストレンジシチュエーション法 / アタッチメント・Qソート / ストレンジ・シチュエーション法 / アタッチメント理論 / Strange Situation / 幼児 / 親子 |
研究成果の概要 |
Strange Situation Procedure(以下SSP)は,幼児が母親との関わりの中でストレスを沈静し安心して外界へ探索しているかという「アタッチメントの安定性」を,実験室で評価する方法である。SSPはアメリカで開発され,現在世界中で標準的に使用され,幼児のメンタルヘルス発達の理解に大きく貢献してきた。本研究は,日本でのSSPの妥当性を検証した。SSPで測定されたアタッチメントの安定性は,幼児のメンタルヘルスを予測することができた場合もあったが,家庭場面の行動との相関は示されなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,日本の幼児のアタッチメントの安定性を測定する最善の方法を検討するものであったため,学術的にも社会的にも意義のある研究であった。特に,アジア圏における幼児のアタッチメント研究は乏しく,学術的意義があったと言える。また,幼児のメンタルヘルスとの関連を示す結果から,社会的意義も示された。
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