研究課題/領域番号 |
18K13301
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 跡見学園女子大学 |
研究代表者 |
前場 康介 跡見学園女子大学, 心理学部, 准教授 (50805067)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 進路選択セルフ・エフィカシー / 尺度開発 / 介入プログラム開発 / 進路選択セルフ・エフィカシーの情報源 / セルフ・エフィカシーの強化 / webプログラム / セルフ・エフィカシー情報源 / 進路選択 / セルフ・エフィカシー / 介入プログラム |
研究成果の概要 |
本研究では、① グループインタビューにより、大学生の進路選択セルフ・エフィカシーにおける情報源の具体的な内容を抽出すること、② ①より整理された要因に基づき、進路選択セルフ・エフィカシーの情報源尺度を作成すること、および③ ②より作成された尺度を用い、進路選択セルフ・エフィカシーの向上を通した新たなキャリア形成プログラムを開発すること、の3つを主な目的とした。探索的因子分析の結果、先行研究において仮定されている4つの情報源を測定する尺度が開発された。さらに、情報源の測定に基づき、対象者の進路選択セルフ・エフィカシーを強化するWEBプログラムを開発・実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学生の進路選択セルフ・エフィカシーにおける情報源の定量化を可能にしたことが、本研究成果の最大の意義である。本研究において開発された尺度を用いることで、例えば性別や学年、専攻学部など、下位集団毎の情報源の特徴を明確にすることが可能となった。さらに、対象とする個人のニーズに沿った情報源へのアプローチを考慮することができ、進路選択セルフ・エフィカシーを向上するための実証に基づく介入を行えるようになった。介入効果の客観的な評価までを含め、このような介入プログラムの有効性が本研究において示され、今後のさらなる発展が期待できる。
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