研究課題/領域番号 |
18K13316
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松村 舞子 (野中舞子) 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 講師 (30791941)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 強迫症 / 認知行動療法 / オンライン支援 / 子ども / 強迫性 / 衝動性 / 不安 / 感覚特性 / こだわり / 幼少期 / 早期発症 / 介入研究 / 調査研究 / 児童・思春期 / 強迫 / 反復行動 |
研究成果の概要 |
本研究では、衝動性を伴う強迫症の子どもとその保護者の支援を目指した研究を実施した。研究の結果、①強迫症の家族への巻き込みと不注意傾向の関係性の深さを示した。②文献レビューに基づいて有効性が想定されたオンライン心理支援プログラムの開発を行い、予備的な検討の実施によって一定程度の有効性を確認した。③感覚処理の問題や気質と強迫行動の関係性の検討により、感覚処理の問題に注目する重要性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どものこだわりや不安は正常な発達過程でも確認されるため、しばしば適切な支援につながりにくく、保護者がかかわりに戸惑うことも多い事象である。低年齢児への心理支援はまだ十分に確立がなされていない我が国において、本研究全体を通して、こうした衝動制御の問題のある子どもへのかかわり方について一定程度の指針が得られたこと、今後の研究の方針が示せたことは社会的意義が大きいと考える。
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