研究課題/領域番号 |
18K13321
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 大阪大学 (2019-2022) 立命館大学 (2018) |
研究代表者 |
管生 聖子 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (50637139)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 人工妊娠中絶 / 周産期喪失 / 出生前診断 / 心理的ケア / グリーフ / サポート / 臨床心理 / 流産・死産 / グリーフケア / カウンセリング / 多職種協働 / 臨床心理学 / 心理 |
研究成果の概要 |
人工妊娠中絶を経験する親への心理的ケアの実践を行うため、人工妊娠中絶を経験した母親の心理状態を捉える試みを行った。またどのようなサポートが可能かつ効果的であるかを検討した。 臨床心理の専門家が介入を行い(1)人工妊娠中絶を経験した親の体験様式の現れの構造をとらえる,(2)退院後1ヶ月時の心理評価と検討,(3)退院後6ヶ月時の心理評価と検討,以上3点を目的として研究を行った。日本ではこれまでなかった臨床心理学的視座から人工妊娠中絶について検討し社会還元に努めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
出生前診断の結果によって人工妊娠中絶をする際の心理ケア体制構築と実践のため,親に対して心理専門家が介入を行い(1)人工妊娠中絶を経験した親の体験様式の現れの構造をとらえる,(2)退院後1ヶ月時の心理評価と検討,(3)退院後6ヶ月時の心理評価と検討,以上3点を目的として研究を行った。日本ではこれまでなかった臨床心理学的視座から人工妊娠中絶について検討した書籍にまとめ広く社会に発信した。また、研究成果をもとに専門職向けの研修や講演も行い社会還元に努めた。 今後、人工妊娠中絶前後の心理的サポートを実践するための人材育成等が期待される。
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