研究課題/領域番号 |
18K13331
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
安田 みどり 立教大学, 現代心理学部, 特定課題研究員 (30807623)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | コンサルテーション / 多職種協働 / 援助要請 / 予防的介入 / コンサルテーションスキル / 対人援助職 / チーム医療 / チーム援助 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、医療領域において心理職がコンサルテーションを行う際に期待されるスキルについて検討することであった。看護師を対象に調査を行った結果、コンサルテーションスキル尺度として、「共感」「関係構築」「問題解決」「連携」の4つのスキルが見出された。コンサルテーションに対するニーズとの関連では、クライエント中心のケース・コンサルテーションよりもコンサルティ中心のケース・コンサルテーションにおいて、より多様なスキルが期待されていることが示された。コンサルティ中心のコンサルテーションを行う場合の促進・抑制要因についてさらに検討する必要性があると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、医療領域において心理職に期待されている役割であるコンサルテーションに着目し、コンサルティである他職種への調査を行い、コンサルテーションの有効性を高めるためのスキルについて検討したことに学術的意義があると考えられる。また本研究で明らかとなったコンサルテーションスキルに関して、コンサルテーションニーズとの関連の検討から、実際の活用やコンサルテーションの教育への示唆が得られたことは社会的意義につながると考えられる。
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