研究課題/領域番号 |
18K13335
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 立命館大学 (2022-2023) 広島国際大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
首藤 祐介 立命館大学, 総合心理学部, 准教授 (50750478)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 行動活性化 / 行動活性化療法 / well-being / ポジティブ心理学 / 価値 / オンライン / 健康増進 |
研究成果の概要 |
本研究は行動活性化療法のポジティブ心理学的側面に着目し、well-being向上を目指すプログラムの作成と検証を目的とした。研究1では人生を方向づけ行動の原動力となる強み・資質である「価値」が、心理的well-beingに与える中期的な影響を検討した。研究2ではこの結果に基づき作成されたプログラムの個人への効果を検証した。研究3ではプログラムをさらにシンプルにし、シングルセッションのグループエクササイズの効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は、個人の持つ価値を明確化しそれに基づき活動することは、抑うつを改善するのみならずwell-beingを向上させる可能性があり、このような方針に基づくエクササイズはグループ形式による実施でも効果が期待できる可能性を示した。well-being向上のための具体的な方法を示したことには一定の社会的意義があると考える。 また学術的意義の観点から、本研究はwell-being向上のプロセスについても示唆をもたらし、心理的な健康増進におけるポジティブな資質の重要性を示すものである。
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