研究課題
若手研究
このプロジェクトは、文化差を考慮した日本版の社交不安向けインターネット認知行動療法プログラムを開発することを目的としていました。オリジナルのプログラムは英国で開発されたものであるため、プログラム資料を英語から日本語に翻訳し、文化的に適応させるための改良も加えました。次に、この日本語版資料を用いて、日本人の社交不安症患者6名に対し、対面でのガイド付きセルフヘルプの治療を対面で実施しました。治療を受けた患者は、このプログラム資料について肯定的な評価を示し、また、社交不安症状も顕著に改善しました。今後は、オンライン版の治療プログラムを最終化し、有用性・有効性を検証する臨床試験を実施する予定です。
開発した日本版の社交不安症向け認知行動療法WEBプログラムが実用可能になることで、社交不安を抱える患者が治療にアクセスしやすくなり、将来的には、社交不安症に関連した医療コスト・社会的コストの削減にも繋がることが期待されます。
すべて 2020 2019 2018 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 2件、 招待講演 6件) 図書 (2件) 備考 (2件)
Behavioural and Cognitive Psychotherapy
巻: 48(2) 号: 2 ページ: 229-242
10.1017/s1352465819000493
J Med Internet Res.
巻: 21(4) 号: 4 ページ: e12686-e12686
10.2196/12686
Psychother Psychosom
巻: 88 号: 4 ページ: 244-246
10.1159/000500108
巻: 48 号: 3 ページ: 364-369
10.1017/s1352465819000651
Asian Pacific Journal of Health Economics and Policy
巻: 1 ページ: 2-10
10.6011/APJ.2018.02
Asia Pacific Journal of Counselling and Psychotherapy
巻: 9 号: 2 ページ: 171-185
10.1080/21507686.2018.1487455
International Journal of Nursing Sciences
巻: 5 号: 3 ページ: 218-222
10.1016/j.ijnss.2018.06.005
http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/homecarenurs/
http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/yoshinaga/