研究課題/領域番号 |
18K13362
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 明治大学 (2019-2021) 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2018) |
研究代表者 |
川島 義高 明治大学, 文学部, 専任講師 (20647416)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | パイロット試験 / プログラム開発 / 専門職連携教育 / 学生 / 心理職 / オンライン / 介入研究 |
研究成果の概要 |
専門職連携実践の重視に伴い、専門職連携教育(Interprofessional Education:IPE)の重要性が指摘されているが、心理職養成課程では、IPEを実践している大学は少なく、その有効性は不明である。そこで本研究では、心理職養成課程にある学生が参加可能な「1日完結型IPEプログラム」を対面型とオンライン型の2形態の実施方法で開発し、1群のオープン試験により実施可能性、安全性、有効性を検討した。その結果、2形態ともに、本IPEプログラムは、参加した学生の専門職連携への態度により好ましい変化を促すことが示された。今後、本IPEプログラムを導入・普及するための方法を探索する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、心理職養成課程にある学生が参加可能な「1日完結型IPEプログラム」が開発された。そして、本プログラムは、対面とオンラインの両方の実施方法において、受講した学生の専門職連携に対する態度をより好ましい方向へと変化させることが示された。本研究の成果は、新型コロナウイルス感染症感染拡大下およびその収束後の状況にも実施可能な、ニューノーマルに対応した新たな専門職連携の教育方法を検討するための一助となると考えられる。
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