研究課題/領域番号 |
18K13542
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
|
研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
GUBLER PHILIPP 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター, 任期付研究員 (00632390)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | ストレンジ・クォーク / チャーム・クォーク / カイラル対称性 / 分散関係 / phi中間子 / lattice QCD / QCD sum rules / J/Psi / tetraquark / QCD condensates / phi meson / pentaquark / D meson / analytic continuation / nuclear matter / hadron physics / QCD / chiral symmetry / flavor physics |
研究成果の概要 |
本プロジェクトの目的はストレンジ・クォーク及びチャーム・クォークがかかわる現象を通じて、強い相互作用に関する理解を深め、または非常に高温・高密度の物質におけるハドロン粒子の振る舞いを研究することであった。特に、ストレンジ・クォーク及び反ストレンジ・クォークから構成されるphi中間子の分散関係(エネルギーと運動量の関係)に焦点を当て、核物質においていかなる変更を受けるかを調べ、J-PARCのE16実験に対する予測を与えた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
陽子、中性子、パイ中間子などのハドロン粒子の質量の大半がカイラル対称性の自発的破れの帰結として生成されことが予想される。しかし、この現象の実験的検証が未だにできていない。本研究では、ハドロン粒子の質量の起源を探るため、カイラル対称性が(部分的に)回復していると思われる高温・高密度の物質におけるハドロン粒子の振る舞いを研究している。特に、その実験的解明のための理論的な計算や数値シミュレーションなどを行っている。
|