研究課題/領域番号 |
18K13563
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
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研究機関 | 大阪大学 (2019) 名古屋大学 (2018) |
研究代表者 |
今城 想平 大阪大学, 核物理研究センター, 特任研究員 (10796486)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 超冷中性子 / 中性子光学 / 材料工学 / 装置開発 / シミュレーション / センサー / 中性子電気双極子能率 / 貯蔵実験 |
研究成果の概要 |
中性子の電気双極子能率測定実験などの超冷中性子 (UCN) 貯蔵を要する実験において UCN の実験容器内体積密度を向上させるため、周期的に動作する開閉弁を用いたパルス UCN の貯蔵を目指した。しかしながら事前シミュレーションにおいて UCN 体積密度向上は困難であるという結果が得られたため、実験は行わず原因の分析と開閉弁開発のみ行った。開閉時間幅や開閉周期を任意に制御可能かつ 12 ms で開閉可能な開閉弁を開発し、今後の研究開発に使用可能な耐久性を持つことを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
基礎物理実験や材料開発への将来的な応用を見据えてパルス状に生成されるガス状の低速中性子を容器内により多く貯蔵することを試みた。しかしながら実用になる前提条件が非常に厳しく、一般的には貯蔵するよりもパルスをより切り詰めて利用した方がよいという結果が示唆された。
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