研究課題/領域番号 |
18K13600
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (2019-2021) 東京工業大学 (2018) |
研究代表者 |
兵頭 龍樹 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 国際トップヤングフェロー (20814693)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 衛星形成 / 惑星形成 / 惑星探査 / 火星衛星探査計画 / MMX計画 / 微惑星 / 微惑星形成 / 衛星 / 水星 / 衝突現象 / 原始惑星系円盤 / 小天体衝突 / 火星 / 火星衛星 / 月 / 冥王星 / 地球-月 |
研究成果の概要 |
太陽系の惑星には、その周囲を回る多様な天体 ー 多様な衛星系 ー が存在する。本研究課題の大目標は、衛星の形成や進化の多様性を支配する素過程の理解を目指すことである。研究期間内において特に、(1) 火星衛星フォボスとデイモスの形成・進化に関わる理論研究、および、(2) 惑星や衛星の基本的な材料物質となる微惑星の形成過程に関する理論研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
火星衛星や微惑星(現在微惑星は小惑星や彗星として残っている)は、世界の惑星探査計画のターゲット天体である。例えば、2024年打ち上げ予定のJAXA・火星衛星探査(MMX)計画は、火星衛星フォボスからの土壌サンプル採取を目指す探査計画である。そして本研究では、最新の数値計算や知見を用いて、火星衛星物質の理論モデルの構築を行った。このような理論モデルは、MMX計画におけるサンプル採取機構や分析機構などの設計にも役立ち、日本が担う将来の惑星探査計画の科学意義を支える研究成果である。
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