• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

マルチスケール実験解析に基づく応力腐食割れ機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K13660
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分18010:材料力学および機械材料関連
研究機関青山学院大学

研究代表者

蓮沼 将太  青山学院大学, 理工学部, 助教 (50709764)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードアルミニウム合金 / 応力腐食割れ / 疲労き裂進展 / 湿度 / 水素 / 転位 / マルチスケール解析 / 材料強度
研究成果の概要

本研究では,湿潤環境中におけるアルミニウム合金の応力腐食割れき裂進展および疲労き裂進展メカニズムを解明することを目的とする.応力腐食割れ試験を途中で中断し,切断面を観察することで,湿潤環境中における応力腐食割れき裂進展機構を検討した.水素拡散-転位動力学解析では,転位間相互作用力に及ぼす水素の影響について様々な条件下で検討した.最後に,実際の高圧水素容器使用環境を考慮し,湿潤環境下かつ圧縮平均応力下での疲労き裂進展試験を行い.圧縮平均応力下におけるき裂進展下限界特性を明らかにした.

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年,高圧水素を用いた燃料電池自動車などが実用化されている.しかし,高圧水素容器に用いられるアルミニウム合金に発生する応力腐食割れ(SCC)は,高圧水素容器の口金破壊というリスクの高い破壊事故の原因となることが明らかになってきた.このき裂進展メカニズムはディンプル破壊であり,大気中の水分から生成された水素の寄与が指摘されているが,メカニズムは明らかになっていない.また,アルミニウム合金の疲労き裂進展にも湿度の影響があることが指摘されている.湿潤環境中におけるアルミニウム合金のSCCき裂進展および疲労き裂進展メカニズムを解明することで高圧水素容器の安全性向上に貢献する.

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 高圧水素容器用アルミニウム合金の湿潤ガス応力腐食割れ特性とき裂進展機構2018

    • 著者名/発表者名
      白輪地峻輝,蓮沼将太,小川武史
    • 学会等名
      日本高圧力技術協会 平成30年度秋季講演会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi