研究課題/領域番号 |
18K13668
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分18020:加工学および生産工学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
橋本 洋平 金沢大学, 機械工学系, 助教 (30456686)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | バレル研磨 / ジャイロ式バレル研磨 / マスフィニッシング / 仕上げ加工 / 研磨 / 複雑形状 / 表面粗さ向上技術 / 研磨量分布 / DEM |
研究成果の概要 |
研磨加工は,優れた摩擦摩耗特性や美しい外観などを得ることができる重要な加工技術である.本研究では,複雑形状に対する優れた研磨技術となると期待されるジャイロ式バレル研磨の理論構築に取組んだ.そして,加工に要する時間に直結する加工力を評価し,その影響因子を解明した.さらに,加工力を増大させる付加装置を開発し,加工に要する時間の1/3程度への低減を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
バレル研磨に直結する砥粒と加工物の接触力の評価を行い,接触力の影響因子を解明した.また,加工時間の大幅低減を実現する付加装置の開発を行い,生産性の大幅向上を実現した. 本研究によりジャイロ式バレル研磨の理論構築が大きく進み,近年需要が拡大している複雑形状に対する優れた表面粗さ向上技術の実用化が今後期待される.具体的な展開技術としては,3Dプリンタによる造形物の後加工の自動化技術などが挙げられる.
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