研究課題/領域番号 |
18K13674
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分18030:設計工学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
矢地 謙太郎 大阪大学, 工学研究科, 助教 (90779373)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 最適設計 / トポロジー最適化 / レドックスフロー電池 / マルチフィデリティ設計法 / 設計工学 / 流体力学 / 構造最適化 / 数値流体力学 / 電気化学反応 |
研究成果の概要 |
風力や太陽光といった自然エネルギーを貯蔵するための次世代の蓄電システムとして、レドックスフロー電池(RFB: Redox Flow Battery)が注目を集めている。これに伴い、RFBに関する研究が盛んに行われているものの、実用化には更なる充放電性能の向上が求められている。これに対し本研究では、巨視的かつ数理的な視点からのRFBの高性能化を目指し、電極構造や各種設計パラメータを対象とした最適設計に関する研究を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、RFBの流動場の最適な形態をコンピュータを用いて自動的に創成することを可能とする。これは設計者の勘や経験に依存することなく数学的に求まるため、これまでにない革新的な流動場を見出す可能性を秘めている。また、得られた流動場は従来のモデルを凌駕する性能を有することが数値計算上明らかになったため、今後のRFBの社会実装に向けた一研究として意義のあるものと考えられる。
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