研究課題/領域番号 |
18K13678
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分18040:機械要素およびトライボロジー関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
砂見 雄太 東海大学, 工学部, 講師 (10709702)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ナノシート / ロール・ツー・ロール / 摩擦 / 印刷 / ウェブハンドリング / 大量調製 / 表面修飾 / ナノインプリント / 高分子 / 超薄膜 / トライボロジー / マイクロナノ / プリント |
研究成果の概要 |
ナノシートは、接着剤を使用することなく、複雑な凹凸表面を有する表面にきれいに貼り付けることができる。したがって、厚さと表面積の比率は非常に広く、摩擦との関係は、ウェアラブルデバイスや創傷被覆材などの生物医学用途のナノシートテクノロジーでは非常に大きいと考えられる。本研究では、マイクログラビア印刷法を用いてナノシートを作製し、摩擦係数の観点からナノシートと人間の指先皮膚の接触メカニズムを解明する。膜厚測定の結果から、マイクログラビア印刷法を用いて任意の厚さのナノシートを作製することができた。摩擦測定は、ナノシートの摩擦係数がFz = 2Nより高い垂直荷重を除いて減少したことを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は,ナノシートのトライボロジー特性を一部明らかにしたものである.超薄膜とヒト指間の摩擦特性について初めて取り組んだものであり,学術的意義は極めて高い.また,ナノシートの応用範囲を広げようと考えた場合に,その摩擦特性を理解しておくことは重要であると考える.また,トライボロジーの観点から見た場合でも新規性があるものと考えられる.
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