研究課題/領域番号 |
18K13679
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分18040:機械要素およびトライボロジー関連
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研究機関 | 一関工業高等専門学校 |
研究代表者 |
滝渡 幸治 一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (70633353)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | トライボロジー / 潤滑剤 / 分子間相互作用 / その場観察 / 赤外分光法 / 粘性 / 摩擦 / 潤滑 / 分光分析 / 弾性流体潤滑 |
研究成果の概要 |
潤滑特性に影響する潤滑剤成分の粘度や溶解性には、分子間相互作用が関わっている。本研究では弾性流体潤滑(EHL)条件下における分子間相互作用を直接捉え、潤滑特性との関係を明らかにすることを目的とした。 単成分系として、ポリグリコール油のトラクション特性と分子構造(分子末端の官能基)の関係を調べた。EHLの高圧により分子間相互作用が増大し、粘性が増大することが明らかとなった。次に、脂肪酸添加油を試料として二成分系(添加剤と基油)の実験を行った。分子間相互作用による添加剤の濃度変化が、トラクション係数に影響することが分かった。 以上の結果から、分子間相互作用の潤滑特性への影響に関する知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、潤滑場における分子間相互作用を直接捉えて潤滑膜構造の制御にフィードバックしたことで、分子間相互作用が関わる潤滑現象を解明できたと考える。 得られた成果は、分子間相互作用に関連する潤滑剤の処方や開発、その関連技術の発展に寄与すると期待される。また、分子間相互作用は潤滑状態の接触部における成分濃度や粘性の他に、吸着や相変化にも影響すると予想され応用の範囲が広い。さらに、分子構造や摺動条件を考慮して意図的に分子間相互作用を制御し、接触部で様々な構造をもつ会合体を形成することで、今までにはない新たな潤滑剤の開発が可能となる。
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