研究課題/領域番号 |
18K13680
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分19010:流体工学関連
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
李 艶栄 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 准教授 (20712821)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | APOM顕微鏡 / スラグ流 / APOM / Slug flow / Two phase flow / Liquid film thickness / 顕微鏡システム / Liquid Film / Thickness |
研究成果の概要 |
光軸に平行な深さ方向の画像が直接撮れるAxial Plane Optical Microscopy (APOM)システムを利用した顕微鏡システムを組んで、AxialとLateral Planeについて、ミラーの角度を変化させながら撮影を行った。また、それらの画像についてミラー角度の変化と取得画像の変化の関係について評価を行った。実験によって、Axial Plane 画像の撮影において、ミラーの角度と取得画像が比例的に変化をすることが確認できた。また、純水と5種類のシリコンオイルを用いて粘度および流量の変化によるマイクロ流路内スラグ長さの変化を測定し、マイクロ流路内の流動特性を定性的に評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
APOM システムを利用した光学顕微鏡で、ミラーの角度を変化させながら撮影を行った。取得画像についてミラー角度と取得画像の変化について評価を行った。実験によって、Axial Plane画像取得用のかめらの撮影において、ミラーの角度と取得画像が比例的に変化をすることが確認された。混相流については、T型マイクロ流路を用いた中空繊維状基材への応用の研究や、リチウムイオン高速抽出プロセスの開発などがされているが、気液、固液、固気混相流などの研究に比べると、液液二相流の研究事例はいまだ数が少なく、液液二相スラグ流のスラグ長さの予測やコントロールは重要な研究課題だと思われる。
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