研究課題/領域番号 |
18K13745
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
横井 裕一 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (80610469)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | モータ / 分数スロット集中巻 / 磁気飽和 / 可変磁束 / 集中巻 / 分数スロット巻線 / 空間高調波 / 逆起電力 / 集中巻き |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,鉄心における磁気飽和を積極的に活用することにより,分数スロット集中巻モータの性能を向上させる設計を確立し,実証することである.モータ設計では一般的に,磁束量の増加を抑制する磁気飽和は特性を悪化させるものとして極力避けられてきた.本研究では,磁気飽和により固定パラメータとみなされるd軸およびq軸インダクタンスを大きく変化させて,分数スロット集中巻モータの性能向上が可能であることを理論的検討かつ有限要素法解析を用いた数値的検討により明らかにするとともに,実験機を試作してその妥当性を実証している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の提案設計は,多くの分数スロット集中巻モータの設計に容易に応用できるため,学術的のみならず産業界への波及効果は大きいと考えられる.また,この提案設計が従来設計にとらわれない新たな設計によって特性向上を目指すという考えに基づいていることを踏まえ,既存の設計理論の適用が適切かどうかわからない分数スロット集中巻モータなどに対する設計を抜本的に見なす研究開発の流れに寄与する.
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