研究課題/領域番号 |
18K13760
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 前橋工科大学 (2019-2020) 弓削商船高等専門学校 (2018) |
研究代表者 |
藤田 佳祐 前橋工科大学, 工学部, 助教 (90804857)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小形アンテナ / 放射効率 / Q値 / 理論限界 / アンテナ理論 / 折りたたみアンテナ / 折りたたみ / 折り畳みアンテナ / 小型アンテナ / 球ヘリカルアンテナ / 折り畳み |
研究成果の概要 |
小型化と高性能を両立する折りたたみ機構を立体的な形状の小形アンテナに適用することを目指して研究を行った.球面上で最も放射効率が高くなる電流分布をもとに,実際に製作することが可能な導体ワイヤで構成されるアンテナを提案した. 折りたたみと展開が可能な現実的な機構を明らかにし,折りたたみ時と使用時の挙動について理論的な裏付けをもって解明することができた.研究の成果は理論的な結果にとどまらず,数値シミュレーションや実測による測定によって検証も行うことができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:従来見過ごされてきた立体的なアンテナの折り畳みに注目することで,小型化と高効率を両立する従来にない超小形アンテナの実現可能性を解明することができた. 社会的意義:災害救助用のビーコン用アンテナなど,サイズの制限が厳しい中で少しでも強い電波を送り届けることに応用可能な折り畳みアンテナの提案と理論の定式化を行うことができた.さらに,とその結果の検証を行うことで将来の応用の可能性を高めることができた.
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