研究課題/領域番号 |
18K13772
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
中村 僚兵 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 電気情報学群, 准教授 (70735969)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ドローン検知 / レーダ / 超広帯域 / 識別 / 深層学習 / CNN / RNN / サポートベクタ―マシン / 反射特性 / 各種ドローン / ミリ波 |
研究成果の概要 |
本研究は,超広帯域(UWB)レーダを用いてドローンの遠隔検知・識別を行う手法の構築を行ったものである.その成果として,高距離分解能なUWBレーダを用いることで識別に有効なドローン固有の特徴的な反射波が得られることを明らかにした.また,深層学習を用いてその特徴的な反射波からドローンと鳥だけでなくドローンの機種を識別する手法を構築し,その有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,既存システムと同等以上の検知性能をもちながら,可搬性,低コスト化を可能とするレーダ単体によるドローン検知システムの実現のための技術の確立を目指したものであり,今後必要性が益々増すであろうドローン検知システムへの社会的貢献度は高い.また,国内外でドローン検知にUWBレーダを用いた報告はなく,ドローンの特徴的な反射波が得られることを明らかにしたことは学術的価値が高い.さらに,本研究を通して明らかにした各種ドローンの反射特性やレーダ反射断面積は他の研究開発者のリファレンスとなることが期待されることから学術的貢献度及び波及効果も高く,既に国内外の研究者から研究成果の引用もされている.
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