研究課題/領域番号 |
18K13798
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分21060:電子デバイスおよび電子機器関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
CHENG Zhenzhou 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 客員共同研究員 (50772092)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ラマン分光法 / ガス検知 / シリコンフォトニクス / グラフェン / Raman spectroscopy / gas sensing / silicon photonics / graphene / optical gas sensors / mid-infrared / graphene photonics / germanium photonics / Integrated photonics / Mid-Infrared photonics / Biochemial sensing |
研究成果の概要 |
私たちは、JSPS科研費の支援のもと、IV族材料を用いた高度なラマン分光技術とオンチップ光集積デバイスの研究を行い、多孔質カーボンナノワイヤーアレイとシリコンナノディスクアレイ基板を用いてラマン分光法とラマン光学活性の向上を実証した。一方、私たちは、光の偏光制御、電気光学変調、生化学的センシングなどのさまざまな用途に向けて、新規のグラフェン・オン・シリコン導波路デバイスを設計し、開発した。これまでの成果をもとに、Nature Communications、ACS Photonicsなどに11本のジャーナル論文を発表するとともに、学会では7件の招待講演と8件の口頭発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した手法は、ラマン分光法とセンシングにおけるナノフォトニクスの応用を後押しするために重要な基盤技術となり得る。今後は新しいナノ構造基板を開発し、光と物質の相互作用メカニズムを追究する事で、分析化学、構造ウイルス学、及び製薬科学の分野において更なる発展が期待される。
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