研究課題/領域番号 |
18K13817
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22020:構造工学および地震工学関連
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研究機関 | 鹿島建設株式会社(技術研究所) (2020) 東京工業大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
飯山 かほり 鹿島建設株式会社(技術研究所), サスティナブルソサイエティラボグループ, 上席研究員 (90711870)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | モデル生成 / 地震動シミュレーション / データ変換 / 信頼性評価 / モデル自動構築 / 橋梁モデル / 建物モデル / 点群データ / 微動観測 / 木造モデル / ディジタル都市 / 構造物モデル / 都市被害推定 / モデル精度 / 統合型被害予測システム / 被害推定 / 統合シミュレーション / デジタル都市 / モデル化 |
研究成果の概要 |
都市災害シミュレーションを念頭においた動特性モデルの生成法とその信頼性評価法の開発を目標に,橋梁,建物,地盤を対象に多岐多様なデータから自由度が低く計算効率の高いモデル(高縮約型モデル)を自動生成するための方法を開発した。高縮約型モデルであっても,その低次の動特性が自由度の比較的高くより忠実性の高い低縮約型モデルと同程度であれば適切な応答評価が可能であることを示した。また,都市スケールのシミュレーションにおいても計算コストを抑えてモデルパラメタの不確定性を考慮する効率的な応答評価手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市のデジタルデータが今後蓄積され,インフラデータが拡充していった場合,これらのデータ,すなわち都市の状態を目的に応じたモデルに自動で置き換えることができれば,様々な自然災害に対する様々なシミュレーションの連携は容易となり,またこれらの結果は防災から維持管理に至るまで幅広く活用できると考えられる。 ただし,シミュレーションに基づく被害推定・予測の信頼性はモデルの忠実性(信頼性)に大きく依存するため,都市災害シミュレーションに適用するモデルには忠実性と合理性(生成・計算効率)を兼ね備えることが求められる。本研究の成果はこれらを解決する一つの手段となる。
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