研究課題/領域番号 |
18K13820
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22020:構造工学および地震工学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
野口 恭平 京都大学, 工学研究科, 助教 (70802685)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 飛来塩分 / 付着塩分 / 維持管理 / 数値流体解析 / 空気力学的対策 / 地上設置物 / 上昇気流 / 放射 / 対流熱伝達 / 海塩粒子 / 腐食 / CFD |
研究成果の概要 |
橋梁の劣化因子である海塩粒子について,橋梁の腐食環境を改善させる手法に関する研究を行った.具体的には,地上設置物が対象断面周りの気流や塩分飛散・付着に及ぼす影響を明らかにしたほか,熱による上昇気流の生成に取り組んだ.関連して,矩形断面周りの塩分飛散や表面への付着機構を詳細について,形状ごとに輸送メカニズムや付着の傾向を明らかにしたほか,表面圧力と付着分布との関連性を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,腐食環境の改善に取り組む点,さらには,強制洗浄のように定期的な人的・経済的・時間的コストを要するものではなく,あくまで自然現象に基づいて自動的に腐食環境の改善が可能なシステムの構築を行う点において,新しい取り組みである.また,気象学や風工学,熱力学,エアロゾル学,材料学などの多様な学問の知見を集約して,橋梁の維持管理という問題を対象とする点に特色があり,分野横断研究という点においても意義がある.
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