研究課題/領域番号 |
18K13836
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22040:水工学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中村 晋一郎 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30579909)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 堤防 / プロセス / 土地利用 / 将来 / 発達プロセス / 空間データベース / 社会水文 / 水害リスク / 将来予測 / 社会水文学 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、水害リスクの適切な将来予測に資するために、人間社会-水文システムの相互作用に着目した堤防の発達プロセスを解明しモデルを構築することで、将来の堤防発達プロセスを予測するものである。本研究では木曽川を対象に、A. 堤防空間データを含むデータベースを作成し堤防発達プロセスを解明・モデル構築・検証を行い、本モデルを将来の土地利用に適用することで、B. 堤防発達プロセスの将来予測の可能性を検討した。その結果、堤防と土地利用の関係は地域によって全く異なり、水害の有無や都市計画、交通インフラの整備状況といった社会-水文の状況が強く影響することを明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人間社会が自然システムへと多大な影響を与えるようになった近現代において、人間社会と自然システムの相互作用を適切に捉えることが極めて重要となってきており、特に急激な社会変化が見込まれる地域において将来の水害リスクを適切に評価するためには、堤防の発達プロセスを解明・モデル化し水文モデルに登載することが不可欠である。本研究は、将来の水害リスク評価に資するために堤防の発達プロセスを解明しモデルを構築することで、将来の堤防発達プロセスを予測を行なった。
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