研究課題/領域番号 |
18K13847
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 北海道大学 (2019-2021) 岐阜大学 (2018) |
研究代表者 |
杉浦 聡志 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (30648051)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 大規模更新 / 維持管理 / PERT / ネットワークデザイン問題 / ネットワーク解析 / 更新工事スケジューリング / タブーサーチ / 大規模更新工事 / インフラメンテナンス / 社会的費用 / 施工計画 |
研究成果の概要 |
わが国では老朽化した道路施設の拡大に対応するための大規模更新事業が進められているところである.本研究では高規格道路の大規模更新工事に着目し,以下2点の手法論を構築した.1つ目は渋滞・迂回等の利用者に生じる費用と施工費用を考慮した目的関数を最適化する工法選択手法.2つ目は複数存在する施工区間においてプロジェクト期間での利用者の渋滞・迂回等による費用を最小化を図る施工スケジュール最適化手法.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大規模更新工事に伴う高規格道路の規制は道路ネットワーク利用者への影響が大きく,規制による利用者の行動予測を踏まえた戦略的な計画が求められる.本研究で提案した2つの手法はいずれも道路ネットワーク中の道路区間が一時期車線規制や通行止めとなる条件のもとで,利用者の通行パターンの予測を踏まえてその施工方法やスケジュールを最適化する方法論を提供したものである.これらの手法は大規模更新工事に適用できるだけでなく,土砂災害の復旧工事などの災害対応事業にも応用が可能であり,応用可能性は小さくない.
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