研究課題/領域番号 |
18K13852
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
白柳 洋俊 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 講師 (10756654)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Filled-Duration Illusion / 視覚刺激 / 主観的経過時間 / ヴィジランス低下 / FDI効果 / 店舗ファサード / 空間移動 / 空間デザイン |
研究成果の概要 |
本研究では,空間移動時におけるFDI(Filled-Duration Illusion)として,まちなか回遊時における空間体験に対象にFDIを発現させる視覚刺激強度を定量化し,当該刺激強度が歩行者の経過時間認知に与える影響を明らかにした.具体的には,まちなか回遊時における街並みの認知を街並ファサードの系列的な認知と抽象化した上で,街並ファサードの視覚刺激強度を印象価及び文脈効果により定量化し,当該強度が経過時間認知に与える影響をラグ数判断課題に基づく時間評定課題により検証した.その結果,視覚刺激強度が高い街並ファサードは,経過時間認知を伸長させることを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,歩行者に視覚刺激を与えることで経過時間認知が伸長することを示した.これは,街並を印象づける効果を有することが期待され,当該刺激の提示により魅力的な街並体験の演出につながる可能性を示すものである.
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