研究課題/領域番号 |
18K13853
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
|
研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
吉城 秀治 福岡大学, 工学部, 助教 (40734926)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 地区交通計画 / 路上活動 / 路上喫煙 / 道遊び / 注意書き / 迷惑行為 / 空間解析 / 歩行者 / マナー違反 / 街路整備 |
研究成果の概要 |
本研究では、商業地および住宅地における快適なみちづくりのための検討を進めてきた。まず、商業地における迷惑行為である路上喫煙を対象として、その発生特性を理解するために「注意書き」に着目した。若年層の路上喫煙行為の発生位置情報は民間による注意書きによって代替できることを明らかにしたとともに、路上喫煙行為が発生しやすい空間の特性についても明らかにしている。また、住宅地では、近年トラブルになりつつある道遊びに着目しており、地域住民の道遊びに対する意識について分析した。そして、地域において道遊びが容認され、または容認されない道路空間や状況の特徴を明らかにしている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、迷惑行為やマナー違反と呼ばれる行為に着目し、その発生実態や対策について交通計画の視点から研究したものである。本来、これら行為は一過性の行為であるものも多く、都市のどこで発生しているかの捕捉が困難であったが、注意書きに着目することで、商業地におけるその発生実態を捉えることを可能にした。また、住宅地においては近年トラブルになっている道遊びに着目した議論を展開し、地域と折り合うためのあり方について、地域住民の意識に基づいてその提案を行っている。
|