研究課題/領域番号 |
18K13854
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 一般財団法人運輸総合研究所(学術研究チーム) |
研究代表者 |
安部 遼祐 一般財団法人運輸総合研究所(学術研究チーム), その他部局等, 研究員 (80817487)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 自動運転 / モビリティサービス / 交通計画 / 公共交通 / 都市交通 / 自動運転車 / 交通行動 / 交通政策 / 鉄道 / 交通システム / 交通需要 |
研究成果の概要 |
本研究は,自動運転車が交通行動と交通需要に与える影響を分析し,我が国の交通政策への示唆を得ることを目的とした.特に,自動運転車が公共交通分野に与える影響に関して基礎的な知見を得ることを主眼とした.具体的には,自動運転サービス(固定路線型とオンデマンド型)に関して,期待される効果の定量化,実現に向けた論点の整理,運行管理・安全性に対する利用者意識の分析を行った.さらに,自動運転車の活用方策として,駅までのラストマイル型自動運転サービスに着目し,その受容性や需要特性,都市圏内のアクセシビリティや鉄道需要への影響の分析を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,自動運転車が公共交通分野に与える影響について,サービス提供面と利用者面からの分析や都市交通への広域的な影響の分析を含め,一連の分析を行った.自動運転車の活用に関連した研究は世界的に増え続けている中,自動運転車の公共交通分野への示唆に焦点をあてた議論はまだ少ない.本研究の実務面への貢献として,自動運転サービスに対する利用者ニーズの理解や需要推計手法の開発に資する研究であること,また,自動運転サービスの活用方策の検討に資する研究であることなどが挙げられる.
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