研究課題/領域番号 |
18K13858
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22060:土木環境システム関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
八重樫 咲子 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (30756648)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 水生昆虫 / 環境DNA / DNAバーコーディング |
研究成果の概要 |
近年、水生生物が水中に放出した環境DNAを利用した生物調査方法が開発された。特に次世代シーケンサーを利用したアンプリコン解析とDNAバーコーディングを組み合わせた網羅的な種多様性調査手法は新たな水圏生物調査手法として注目されている。この手法は魚類では研究開発が進む一方で、水質や流量調節などの人為的環境改変の指標生物となる水生昆虫を対象とした環境DNA研究は少ない。そこで本研究では水生昆虫を対象とした環境DNAバーコーディングの手法を検討し、環境DNA分析による水生昆虫の季節変動の調査を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環境DNAを利用した水圏生物調査は採水とDNA分析をもとに行われることから、従来型の調査手法と比べて低労力かつ素早い調査手法として注目されている。この手法は魚類では多く研究開発が行われているが、人為的な水圏環境改変の指標生物として利用される水生昆虫では研究が不足している。そこで本研究では、環境DNAの濃縮方法やPCR手法など、より効果的に水生昆虫群集調査を行うことができる環境DNAのバーコーディング手法を検討した。
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