研究課題/領域番号 |
18K13877
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23010:建築構造および材料関連
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研究機関 | 一般財団法人電力中央研究所 |
研究代表者 |
中尾 圭佑 一般財団法人電力中央研究所, サステナブルシステム研究本部, 主任研究員 (40714473)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | Large-eddy simulation / 竜巻状渦 / 突風 / ガストファクター / 都市キャノピー / 竜巻渦 / 障害物 / Large Eddy Simulation / 風荷重 / ラージ・エディ・シミュレーション |
研究成果の概要 |
数値気象モデルやCFD(Computational Fluid Dynamics)モデルなどの数値計算技術に基づいて竜巻に起因する強風形成に寄与する多様なスケールの現象を再現し、それぞれのスケールでの因子を理解・評価した。並行して、一般的な境界層流れにおける強風特性を乱れ現象も含めて把握するための数値検討を行った。これらの流体特性に関するデータに基づき、対比的に分析を行うことで竜巻渦に関する竜巻渦の現象理解を進め、工学的評価につながる知見を創出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では数値気象モデルの高解像化に基づく風の乱れの知見取得に成功するとともに、CFDによる都市キャノピー上の竜巻渦の現象把握に成功した。また、これらの数値計算技術/評価技術の整備により、より多様な都市形態を取り込んだ竜巻風況評価が可能となった。この2点において学術的意義の高い成果が創出されたと考えられる。 また、モデル基盤の開発や得られた成果により、今後の風荷重評価に資する情報が新たに創出可能となった点において、高い社会的意義を有する。
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