研究課題/領域番号 |
18K13890
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
権藤 智之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50608396)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 構法 / 施工 / 日本 / 高層建築 / 変遷 / 生産性 / 戦後 / 工程 / 職人 / 建築生産 / 揚重 / 機械化 / 情報化 / 建設会社 / 資料調査 / インタビュー / アンケート / 構工法 / データベース |
研究成果の概要 |
日本の高層建築の構工法の変遷について、1960年代の黎明期から現代まで、資料調査やインタビューを元に生産性向上やプレハブ化など複数の切り口からまとめた。揚重の発展などいくつかの業種については、元請け施工会社から専門工事会社への移行や専業化などの変化を指摘した。生産性向上については同一資料の変遷をたどることによって、生産性向上がどのように語られてきたのかの変遷をまとめた。高層建築の施工写真等については、説明を日英でつけたウェブサイトを制作中であり、成果として近日中の公開をめざす。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市環境や景観に大きな影響を与えるが、特に施工技術史的な点からの検討が進められてこなかった日本の高層建築について、特に具体的な建物において用いられた工夫に着目して技術的な発展を明らかにした。工期短縮や、揚重、プレファブ化など、いくつかの傾向について、興味深い取組みが見られた高層建築を取り上げ、主に1960年代から現代まで、どのような変遷が見られたかをまとめた。技術者OBへのインタビューや資料の悉皆的な収集によって、興味深い取組みや変化が明らかになり、これを海外の事例と比較しながら位置づけることが今後の課題である。
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