研究課題/領域番号 |
18K13903
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
山村 崇 早稲田大学, 高等研究所, 准教授(任期付) (20732738)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 知識産業 / 都市計画 / 都心回帰 / 地域イメージ / 知識創造産業 / 創造産業 / 都会性 / 産業立地 |
研究成果の概要 |
(1)「アーバニティ資本」の概念について、国内外の文献レビュー、言語連想実験、米国の都市圏のケーススタディ(文献調査および現地踏査)を通して整理・把握した。 (2)「アーバニティ資本」の形成実態と集積要因について、東京都心部の知識産業集積地区のケーススタディを通して分析し、知識交流の《場所》の重要性と、ICTと既存産業を橋渡しする「クロステック企業」の役割を明らかにした。 (3)ジオタグ付きSNSデータから 「都市空間に対する感覚」に関連する語をカウントし、指標化してマッピングすることで、地域イメージの空間分布を可視化する手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、都市特有の多様なアメニティが相互に強化しあいながら、知識産業を都心部へと誘引するメカニズムの一端を明らかにしたものであり、ポスト工業社会における新たな産業政策論、空間計画論の端緒を開いた点に、学術的意義がある。また、資本や情報が国境を越えて容易に移動する現代の成熟都市にとって都市政策上の重要な課題となっている「知識産業を誘引し育む環境づくり」のための基礎的知見を構成するものであり、速やかな社会実装が期待されるものである。
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