配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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研究実績の概要 |
本研究に関わり、以下6件の実績があげられた。Covid-19の影響により、必要な海外調査を行うことができなかったため、東南アジアの建築史家・建築家との意見交換と新資料発見に努めた。①岩元真明「熱帯建築の系譜を解き明かす Jiat-Hwee Chang, “A Genealogy of Tropical Architecture: Colonial Networks, Nature and Technoscience”, NY: Routledge, 2016」. 建築討論 (April 2022). ②Concrete in New Khmer Architecture. Symposium of Early Reinforced Concrete Buildings in Asia: Heritage Value and its Preservation,Tokyo (March 2023). ③Masaaki Iwamoto.Architectural Design and Architectural Historical Research in Southeast Asia. QAOS Kyudai Now Forum, Jakarta(Jan 2023). ④Study on History of Modern Khmer Architecture with Technology,Keynote, the 11th Scientific Day, Institute of Technology of Cambodia(May 2022). ⑤Studies on Vann Molyvann. ArCaDe Special talks,Silpakorn University, Bangkok(March 2023). ⑥「これからのアジアの建築」. 末光弘和+末光陽子 / SUEP.展ギャラリートーク, TOTOギャラリー間(30 August 2022). ①はポストコロニアリズムの文脈から熱帯建築の検証を試みたJiat Hwee Changの著作の分析であり、カンボジアの近現代建築の政治性を相対化して理解する上で有用な知見が得られた。②ではコンクリートという近代的建築材料に焦点をあてヴァン・モリヴァンの作品を検証し他の東南アジア諸国の近現代建築との相対化を図った。③、④、⑤、⑥はそれぞれジャカルタ、プノンペン(オンライン)、バンコク、東京において行ったヴァン・モリヴァンに関する講演であり本研究の成果の一部を発表し各国からの参加者からフィードバックを得た。
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