研究課題/領域番号 |
18K13914
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23040:建築史および意匠関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
平瀬 有人 佐賀大学, 理工学部, 准教授 (40367058)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | マルハタ / 集落 / 防風林 / ドローン / SfM / 3D計測 / ICT |
研究成果の概要 |
本研究はドローン・SfM (Structure from Motion)を用いた広域スケールの分析と、現地調査による詳細スケールの分析から、マルハタと防風林の現状及び集落との関係についての基礎的知見を得ることができた。対象敷地となるマルハタをドローンを用いた空撮からSfMソフトウェアを用いて点群データ・3Dモデルを作成することで、マルハタを構成する要素を広域的にかつ立体的に分析を行った。現地調査は植栽や高低差及び上空から捉えることが困難である樹木下の空間を実測し、ドローイング化している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
このエリアにある防風林に囲まれた屋敷内の民家は防風対策として低い軒が特徴的であり、防風林と一体となって成立している特異な集落でありながらも、いままで未調査のエリアであった。また、本研究は近年建築や土木構築物を対象に調査されることの多い小型マルチコプター(ドローン)空撮によって樹高の計測しにくい防風林や他方向性の円形形状であるため実測しにくいマルハタ(円畑)を3D計測しており、現代だからこそ可能なICT技術の建築空間研究への適応可能性を模索したものである。
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