研究課題/領域番号 |
18K13956
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
|
研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
本城 豊之 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), システム工学群, 助教 (20710643)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | ヒューマンダイナミクス / 床面振動外乱 / 姿勢維持 / ウェアラブルセンシング / 数値シミュレーション / 車両振動 |
研究成果の概要 |
日本国内は鉄道網が非常に発達しており、日常生活において利用者は車両からの振動の影響を受けることになる。そのため、車両乗車中の転倒予防によるQOLの維持・向上といった安全や快適性への配慮は重要な課題である。より安全な利用のために、振動といった外乱に対する人の姿勢維持機能を理解し、安全指標の開発や利用中の安全への注意喚起を行うウェアラブルシステムの開発を目指し、振動台を使用した床面振動環境下における人間の立位姿勢維持機能を計測できる環境を構築し、計測結果から評価に適した数理モデルを導出し、数値シミュレーションから姿勢維持時の負担を評価した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまであまり報告されていなかった鉛直方向の振動を含む床面振動環境下における人間の立位姿勢維持運動の計測を実施した。実験結果から振動環境下における簡便な評価のための数理モデルとして、仮想的な脚部の弾性を考慮した倒立振子系を規範としたモデルを構築できた。このような実験結果を踏まえた数理モデルは、鉄道乗車時等に簡便に計測し、安全のための注意喚起といった情報をフィードバックするためのシステム等に利用可能である。
|