研究課題/領域番号 |
18K13972
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
豊田 祐輔 立命館大学, 政策科学部, 准教授 (00706616)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | コミュニティ防災 / 防災訓練 / 地域イベント / 防災運動会 / 住民参加 / コミュニティ・レジリエンス / 壮年層 / 参加意図 / 周辺参加 / 防災ゲーム / ゲーミング・シミュレーション / オンライン防災 / 防災行動規定因 / 地域防災 / 包括的地域防災力 / 周辺参加住民 / 防災イベント / 企業防災貢献 |
研究成果の概要 |
地域防災活動のマンネリ化や低い参加者率に対する研究が多数行われているが長期的な取り組みが必要である。一方、地域イベントには参加する住民を取り込むため、実務面では防災運動会や防災フェスタなど参加しやすい地域防災企画が実施されている。本研究では、後者の住民を巻き込んだ地域防災力を向上させるための方策を明らかにすることを目的とした。研究成果は、防災行動規定因、防災行動、そして属性の相違によって選好される地域防災企画の相違を示し、地域防災力を向上させるための要素や考慮事項を明らかにし、事例に基づいて、より多くの住民が参加しやすく地域防災力の向上につながる既存イベントの改良提案を行ったことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
より多くの住民への参加を促す防災イベントについて、実務では実施されているが学術面からは正面から取り上げられることがなかった。本研究では、どのような地域防災企画であれば、どのような住民を誘引できるのかを示し、イベントでの考慮事項を明らかにすることで、地域防災に関わる新たな知見を提供することができた点が学術的意義である。また、本知見を実務の地域防災活動の参考とすることで、防災イベントの企画を開発または既存イベントの内容や実施体制などを改良することができる。そして、そのことが地域防災力の底上げや包括的地域防災力の向上につながることが期待できる点が社会的意義である。
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