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記述形式の自動変換に基づく異種データ・異種プログラムの柔軟な連携技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K13978
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分25030:防災工学関連
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

大谷 英之  国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, 研究員 (80639584)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード総合防災 / 異種プログラム連携 / 異種データ連携 / データ抽象化 / 疎結合 / 自動データ変換
研究成果の概要

総合的な防災・減災の実現には、各分野の専門家が個別に開発する異種のプログラム群や関連する異種のデータ群を、柔軟に追加・取り替え可能な状態で連携させる方法論が不可欠である。従来、すべてのデータを標準化された汎用的な形式で記述することで、標準に対応したプログラム間のデータ連携が進められてきた。しかし、この方法論は、目的に適合した記述形式を設計して利用することを阻害する。そこで、本研究では、一律的な形式でデータを記述する標準化に替わり、記述形式を自動変換することでデータを抽象化する、より包括的な方法論に基づいて、異種データ・異種プログラム群を柔軟に連携させる技術を開発した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発した技術の特徴は、記述形式の自動変換によって独自形式のデータを接続していくことで、ボトムアップ的にデータの抽象化が可能な点にあり、この点がトップダウンで規定された形式に基づく標準化にない柔軟性を生み出す。これにより、複合災害の統合的な予測を行うシステムの持続的な拡張・高度化に対する大きな貢献が期待できる。また、一律的な形式でデータを記述する標準化を行っているあらゆる分野への応用が可能な技術であるので、総合防災のための異種データ・異種プログラム群の連携の促進に留まらず、多種多様な分野間の学際研究を一気に加速させる研究への進展が期待できる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 記述形式の自動変換に基づく異種データ連携における型定義の自動化に関する研究2019

    • 著者名/発表者名
      大谷英之
    • 学会等名
      第28回地理情報システム学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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