研究課題/領域番号 |
18K13989
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分26020:無機材料および物性関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
生井 飛鳥 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (40632435)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 磁性セラミクス / ハード磁性 / 金属置換 / 磁気特性 / 電磁波吸収特性 / 磁性フェライト / ハードフェライト / ナノ粒子 / 分光 / 機能性金属酸化物 / 磁性材料 |
研究成果の概要 |
高保磁力化や高周波化に対するニーズが高い磁性セラミックスについて、磁気異方性の大きいプシロン酸化鉄をベースマテリアルとして、金属置換により高性能、新機能を実現することを目的として研究を行った。金属置換による保磁力の増大および、自然共鳴現象による高周波電磁波吸収の広帯域化、コンポジット化による吸収特性の高性能化等を達成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
磁性セラミクスは、最も多く身の回りで用いられている磁性材料であるが、一般に磁気異方性が金属磁性材料と比べると小さく、その向上は材料分野において重要な命題の一つである。本研究課題で開発した磁性セラミクスは、磁気異方性の増大によりハード磁性体としての性能向上につながるものである。また、利用が拡大している高い周波数での電磁波吸収特性の実現、吸収特性の広帯域化および外場制御は、電磁環境保全技術につながることが期待される。
|